May 14, 2010
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8日午後8時50分ごろ、東京都大田区東馬込の環状7号線内回りの交差点で、横断歩道を歩いて渡っていた会社員の女性(25)と、女性の知人で20代の男性が、信号無視をして交差点に入ってきた車にはねられた。女性は頭を強く打ち重傷、男性も軽傷を負った。車はそのまま逃走、警視庁池上署はひき逃げ事件とみて調べている。
同署によると、女性らは青信号で横断歩道を渡っていたところ、右側から来た車にはねられた。現場は片側2車線で、車は追い越し車線を走って交差点に進入したという。同署は逃げたのは乗用車とみて、行方を追っている。
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焼き肉チェーン店「焼肉酒家えびす」の集団食中毒事件で、合同捜査本部は近く、運営会社「フーズ・フォーラス」(金沢市)に牛肉を販売した食肉卸業者「大和屋商店」(東京都板橋区)を再度、家宅捜索するとともに、同商店の経営者らから任意で事情聴取する方針を固めた。富山県警などは6日にも同商店を家宅捜索し、帳簿類などを押収していた。
これまでの板橋区などの調査で、同商店は複数の取引先に納入する肉を調理する際、加工台や包丁、まな板を使い分けていなかったことが判明。合同捜査本部は今後、調理器具や加工場でサンプルを採取し、腸管出血性大腸菌O(オー)157やO111の汚染がなかったか調べる。
納入された肉をめぐっては、フーズ・フォーラスが「ユッケとしての販売を提案された」と説明する一方、大和屋商店は「生肉は想定していなかった」と主張。合同捜査本部は、双方から事情を聴き、取引をめぐるやり取りの実態についても裏付けを進める。
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大阪市西成区・あいりん地区の60歳代の男性労働者2人が、宮城県でダンプカー運転手として働くとの求人に応募したところ、実際には福島県の東京電力福島第一原子力発電所敷地内などで働かされていたことが9日分かった。
求人の際に労働条件を明示するよう定めた職業安定法に違反している疑いがあり、大阪労働局が調査に乗り出した。
仕事を紹介した財団法人「西成労働福祉センター」によると、岐阜県大垣市の建設業者から3月17日に「宮城県女川町で10トンダンプの運転手、日当1万2000円で30日間」と求人があり、2人に紹介した。2人は採用されたが、同月24日、1人から同センターに「原発が見える場所で作業をしている。求人と条件が違う」と苦情の電話があったという。1人は5、6号機の外で防護服を着てタンクから水を運ぶ仕事に4月21日まで従事。求人条件の2倍ほどの約60万円の報酬を得たという。もう1人は原発敷地外でタンクローリーで水を運ぶ作業をしていた。
大学スポーツ界の名門、日本体育大学(東京都世田谷区)の経営母体、学校法人「日本体育会」の元理事長が90年代の数年間にわたって、複数の受験生の保護者から1人あたり100万〜300万円の現金を受け取って同大に推薦入学させ、野球部に入部させていた疑いがあることが8日、分かった。現在も学校法人の理事を務めている元理事長はこの日、本紙の取材に金銭の授受を否定した。しかし、日体大側は近く詳しい調査を始める模様だ。
元理事長は体育学部の教授を務める一方、1966年から32年間、野球部監督、その後同部部長、総監督として活動。2002年6月からは日本体育会の常務理事に就任、05年6月からは3年間、理事長をしていた。学校関係者らによると、金銭の授受は野球部監督、理事時代に集中していたという。
西日本在住の男性は90年代のある春、大学の同窓で当時監督だった元理事長に「息子を入学させたいが、高校時代の野球の実績が乏しい。何とかしてもらえないか」と相談したところ、元理事長は「何とかできるかもしれない」と答えた。
その年の秋、男性は元理事長から都内ホテルの飲食店に誘われた。男性が無地の封筒に入った300万円を手渡すと、元理事長は「そんなに気を使わなくていいんだよ」と話し、背広の内ポケットにしまったという。
その後、男性の息子は推薦枠で合格。野球部で活動し、卒業している。男性は「良くないこととは思ったが、野球の実績がない息子を入学させる近道だと思った」と語った。ほかにも同様のケースがあり、本紙が確認できただけで600万円が支払われていた。
同大には約40の運動部があるが、推薦枠は各部長らが協議し、部活動の実績などに応じ、決定される。例年、推薦枠は500人で、野球部には十数人の枠が割り当てられる。
推薦枠の対象となる生徒は全国高校総体、国体、全国選手権などへの出場が原則。この結果を基に大学側が生徒に声をかけ、例年8月に各運動部の練習に参加させて実力を測る「セレクション」を実施している。
当時、推薦合格者に明らかなバラツキがあったことから「選定方法がおかしいのではないか」という声が出ていた。合格者の最終決定は教授会での承認が必要だが、元理事長は野球部だけでなく、学内にも強い影響力を持っていた。
◆元理事長に聞く 日体大の元理事長は8日、横浜市内でスポーツ報知の取材に対し、次のように答えた。
―野球部への推薦で裏口入学のために、受験生の親から試験前に金を受け取ったことはあるか?
「ない。推薦に値する選手だから推薦した。現金を受け取るなんてそんなことはあり得ない。1円ももらっていない」
―1人300万円を渡したと話す証言者はウソをついている?
「いやいや、入学後に『息子をよろしく』とあいさつをされたことはある。この方からは(05年の)理事長就任祝いや餞別(せんべつ)をもらったことはある」
―いくらですか?
「びっくりするような金額だった」
―野球部の推薦枠での人選はどのように行われるのか。
「最終判断は監督がする。コーチに相談したりするが、監督が決め、部長が確認して教授会で承認される」
―お金はもらってないということで間違いないか?
「推測だが、入試で落ちた人がそのような話をしているのではないか。入学を条件としてお金はもらっていない。推薦で入部した(当該)選手は、良くもないし、悪くもないレベル。一生懸命、部活動をやるので(推薦で)取った」
◆日本体育大学硬式野球部 大学は1949年創立。52年創部の野球部は64年に発足した首都大学野球連盟に加盟。67年秋に初優勝し、これまで計19回。現在開催中の春季リーグは勝ち点3で東海大と並んでいる。合宿所とグラウンドは横浜市青葉区にある。OBには元ロッテ投手の園川一美氏、元広島投手の山内泰幸氏、現オリックス投手の小林雅英らがいる。指導者も多数輩出。今春のセンバツでは高嶋仁監督の智弁和歌山高をはじめ9校をOBが率いた。
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