Dec 21, 2010

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25日午前8時24分。ソウルに向かって時速300キロで走っていたKTXが京畿道華城市近(キョンギド・ファソンシ)付近で急停車した。機関室にある熱感知装置から「ピーピー」と2、3回ほど警告音が鳴り、列車を慌てて止めたのだ。

この列車は釜山(プサン)で午前6時、乗客800余人を乗せて出発し、ソウル駅に8時39分に到着する予定だった。天安牙山(チョンアン・アサン)駅−光明(クァンミョン)駅の中間の線路上に列車を止めた機長は、機関室と客室20両(動力車2両含む)を回りながら熱感知装置が警告音を発した経緯を調べた。しかし機長は正確な原因を確認できなかった。

乗客が抗議すると、43分後にまたソウルへ向かって出発した。この事故でKTXは1時間ほど遅れてソウル駅に到着し、列車が停止していた区間を通過する列車8便の運行も遅れた。

コレイル(韓国鉄道公社)のキム・フンソン報道官は「熱感知装置がなぜ警告音を発したのか正確な原因はまだ確認できていない」とし「列車を京畿道高陽(コヤン)車両基地に移し、車両の欠陥なのか、それとも線路や信号体系の異常なのか調べている」と述べた。

熱感知装置は列車内に設置されているセンサーが火災の危険や車輪・車軸・エンジンなどの過熱を感知すれば作動する。鉄道技術研究院の関係者は「列車が警告音が出た後、ソウル駅まで正常運行した点からみて、車両内の電子システムに対する整備の欠陥である確率が高い」と話した。

今回急停車した列車はフランスから輸入して7年間運行している列車。11日に光明駅脱線事故を起こした「KTX山川(サンチョン)」とは違う機種だ。

国内に高速鉄道が導入されてから7年目で初めて脱線事故が発生したのに続き、またコレイルの列車が停止したことで、乗客の不安感も強まっている。KTX106号に乗っていたムンさん(36)は「コレイルはその間、列車が飛行機や自動車よりも安全だと宣伝してきたが、KTXが時速300キロの爆弾になるのではないかと思うと怖くなる」と語った。

鉄道専門家らはコレイル全体組織員の規律弛緩を事故頻発の原因と指摘している。鉄道技術研究院の研究員は「コレイルは以前の事故に対する徹底した原因分析もせず、教訓を得ようという努力もしていないようだ。事故が繰り返されるのは組織規律がそれだけ緩んでいるという傍証」と指摘した。

2週間前に発生した光明駅脱線も事故を防止する機会が何度もあったが、管理監督の甘さのためにこれを防げなかった。コレイルは当時、線路を動かすコントロールボックスのナット一つがきちんと締められていなかったため信号体系室のモニターに異常信号が3度も出たが、適切な措置を取らなかった。また21日には京仁(キョンイン)線の列車が鐘閣(チョンガク)−鍾路(チョンノ)3街駅でドアを開けたまま走行した。

事故が相次ぐ中、コレイルは許准栄(ホ・ジュンヨン)社長が動いて現場点検を続けてきた。許社長は22日、慶尚北道(キョンサンブクド)本部を訪問した席で、職員らと「安全決意文」を朗読したりもした。しかし翌日、ソウル駅構内では京義(キョンウィ)線列車が電気装置の故障で1時間半ほど停止する事故が発生した。

匿名を求めたコレイルの職員は「相次ぐ事故は組織がばらばらでまとまっていないため」と診断した。列車は車両・線路・電気・信号体系などが調和してこそ安全が確保される。

◆43分間立ち止まったKTX106号の事故状況

●午前6時、釜山からソウルに出発(乗客800余人搭乗)

●午前8時24分、熱感知装置異常で停止(点検したが原因分からず)

●午前9時7分出発、KTX列車8便が運行遅延

●午前9時35分、ソウル駅到着(当初8時39分予定)

◆2月だけで4度のコレイル列車事故

●11日、KTX山川、京畿道光明駅で信号体系整備欠陥のため脱線事故

●21日、京仁線、鐘閣−鍾路3街駅で扉を開けたまま走行

●23日、京義線、ソウル駅構内で電気装置の故障が発生、1時間30分運行中断

●25日KTX、京畿道華城で熱感知装置誤作動のため43分間運行中断

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済州(チェジュ)海洋警察署は、23日夜に済州道(チェジュド)海上で墜落した南海(ナムヘ)地方海洋警察庁済州航空隊所属AW−139ヘリコプターの胴体を発見したと、25日、明らかにした。

胴体は済州市翰京面(ハンギョンミョン)遮帰島(チャグィド)西側93キロの海上の水深70メートル地点にあることが確認された。

海洋警察は26日に水中捜索を行い、波が静まれば墜落ヘリコプターの胴体を引き揚げる予定だ。胴体中に遺体があるかどうかは確認されていない。

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